開かないプラスチックの蓋の開け方7選!固くて困った時の裏ワザまとめ

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日常生活で、プラスチック容器の蓋が固くて開かず、困った経験はありませんか?

特に冷蔵庫から出した直後や、長期間保存した容器では、蓋が密着して開けにくくなることがあります。

この記事では、そんな「開かない蓋」に対処するための、簡単で効果的な方法をご紹介します。

道具を使わずにできるテクニックから、専用のオープナーまで、状況に応じた対処法をまとめました。

ぜひ参考にして、固い蓋のストレスから解放されましょう。

  1. なぜプラスチックの蓋は開かなくなるの?原因を解説
    1. 熱や気圧の影響で密閉される
    2. 蓋と容器のかみ合わせが強すぎる
    3. 力の入れ方が間違っていることも
    4. 保管方法が原因で固まることもある
    5. 材質による開けにくさの違い
  2. まず試したい!道具いらずの開け方テクニック
    1. ゴム手袋や濡れ布巾で滑り止め
    2. 手のひらで蓋を押し込んでから回す
    3. 容器の底を軽くたたいて密封をゆるめる
    4. 温めて膨張させる方法(ぬるま湯)
    5. 力の入れ方は「押す+回す」がコツ
  3. あると便利!身近な道具で開ける裏ワザ
    1. 輪ゴムを巻いてグリップ力アップ
    2. ゴム開け具(オープナー)を使う
    3. スプーンやマイナスドライバーで隙間を作る
    4. ペットボトルキャップ用のオープナーも有効
    5. キッチン用滑り止めシートの活用法
  4. 冷蔵庫から出した直後のフタが固い時の対処法
    1. 冷えたことで密着力が増している
    2. 温めてから再チャレンジ(お湯・蒸しタオル)
    3. 手の温度で温めてから開ける
    4. 少し時間を置いて自然解凍も効果的
    5. 温度差に注意して容器を傷めない方法
  5. それでもダメなときの最終手段&注意点
    1. 蓋に小さな穴を開けて空気を逃がす
    2. 専用オープナーを購入する(高齢者にもおすすめ)
    3. 刃物や工具の使用は慎重に!ケガ防止の工夫
    4. フタ部分だけを温めるポイント
    5. 最後は「誰かに頼る」も大切な選択肢
  6. まとめ
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なぜプラスチックの蓋は開かなくなるの?原因を解説

熱や気圧の影響で密閉される

プラスチックの容器の蓋が開かなくなる一番の理由は、「中の空気が原因で真空状態に近くなってしまっている」ことです。

たとえば、熱いスープや飲み物を入れてすぐに蓋を閉めると、中の空気が冷えて収縮し、気圧が下がります。

その結果、内側からの力が弱くなり、外からの空気圧で蓋がぐっと吸い込まれるように閉まってしまうのです。この状態では、いくら力を入れても蓋が動かないことがあります。

蓋と容器のかみ合わせが強すぎる

もう一つの原因は、蓋と本体の「かみ合わせ」がピッタリすぎることです。

製造精度が高い密閉容器では、蓋が少しでも斜めに締められたり、強く閉められたりすると、密着力が非常に強くなります。

これは特にタッパーや保存容器でよく見られる現象です。

力の入れ方が間違っていることも

意外と多いのが「力の入れ方」が間違っているケースです。

人の手は左右にねじる動きは強くても、真下に押す力や細かい角度での調整は苦手です。

特に力任せに真っ直ぐ引っ張って開けようとしても、かえって蓋がさらにしっかり閉まってしまうことがあります。

保管方法が原因で固まることもある

冷蔵庫で保存した容器や、長時間放置していた保存瓶は、内部の液体や気温変化で蓋が固まってしまうことがあります。

特に冷蔵庫に入れていたものは、内容物が冷えて膨張・収縮し、蓋と本体の間の水分や油分が固まり、開かなくなることがあります。

材質による開けにくさの違い

最後に、蓋の材質も開けやすさに大きく関係します。

たとえば、柔らかいプラスチックは指の力でたわむため、回す力が蓋全体に伝わりにくいことがあります。

また、表面がツルツルしている素材は滑りやすく、力が入りづらくなります。

まず試したい!道具いらずの開け方テクニック

ゴム手袋や濡れ布巾で滑り止め

最初に試したいのは、「滑り止め」です。
蓋が開かない理由のひとつは、力を入れても手が滑ってしまうから。

そこで、ゴム手袋を使ったり、濡らした布巾を巻いたりするだけで、手の力がしっかり蓋に伝わります。

特にゴム手袋は、握力があまりない人でも開けやすくなる便利アイテムです。

手のひらで蓋を押し込んでから回す

蓋が空回りして開かない時は、「一度蓋をぐっと押し込んでから回す」という方法が効果的です。

これは、蓋と容器のネジ山が噛み合っていないときや、蓋が軽く浮いてしまっているときに特に有効です。

押し込みながら回すと、密着がゆるんでスムーズに開きます。

容器の底を軽くたたいて密封をゆるめる

容器を持った状態で、反対の手で底をコンコンとたたくと、内部の圧力が少し変わって密着がゆるむことがあります。

これは空気がわずかに動くことで真空状態が壊れ、開けやすくなる効果があります。

ただし、強くたたきすぎると中身がこぼれる恐れがあるので注意しましょう。

温めて膨張させる方法(ぬるま湯)

容器の蓋部分だけをぬるま湯で温めると、プラスチックが少し膨張してゆるみやすくなります。

特に冷蔵庫から出した直後の容器に効果的です。40℃前後のお湯に10秒ほど蓋の部分をつけてから回してみましょう。

力の入れ方は「押す+回す」がコツ

蓋を開けるときの基本は、「押しながら回す」です。

力を入れるだけでなく、少し下に押し込むようにしてから、ねじるように回すと、より効果的です。

特に滑りやすい容器は、滑り止め+押す+回すの3つを組み合わせると成功率が大きく上がります。

あると便利!身近な道具で開ける裏ワザ

輪ゴムを巻いてグリップ力アップ

家にあるもので簡単にできる方法としておすすめなのが、「輪ゴム」を使った滑り止めテクニックです。

蓋の周囲に輪ゴムをしっかり巻くだけで、手と蓋の間に摩擦が生まれ、しっかり力を伝えることができます。

幅が太めの輪ゴムや複数本を重ねて巻くとさらに効果的です。

ツルツルした蓋や、力の弱い方でも試しやすい方法なので、道具が何もないときにまずは輪ゴムを探してみましょう。

ゴム開け具(オープナー)を使う

最近は100円ショップなどでもよく見かける「蓋開けオープナー(ゴム開け具)」は、固い蓋に悩む人の強い味方です。

シリコンやゴム素材で作られており、手のひらでは持ちにくい蓋もしっかりと掴んで回すことができます。

特に手が濡れているときや高齢の方、小さな手の方には効果絶大です。

一つ常備しておくと、ジャムの瓶やペットボトルなど様々な容器に使えて便利です。

\100円じゃないけど便利です/

スプーンやマイナスドライバーで隙間を作る

どうしても開かないときのちょっとした裏ワザが、スプーンの柄やマイナスドライバーを使って、蓋と容器の隙間に空気を入れる方法です。

プラスチック容器の密閉蓋にスプーンの先を差し込み、テコの原理で少しだけ持ち上げると、中の空気が入り密着がゆるみます。

注意点として、力を入れすぎると容器が割れてしまうこともあるので、あくまで“軽く”持ち上げるのがコツです。

ペットボトルキャップ用のオープナーも有効

実は、ペットボトルキャップ用のオープナーも、ある程度のサイズまでのプラスチック蓋には使えます。

持ち手がついていて回しやすい形になっているため、女性や高齢者にも人気があります。

特に、蓋の直径が小さめな場合には重宝するアイテムです。

コンパクトで収納にも困らないので、台所の引き出しに一つ入れておくと役立ちます。

キッチン用滑り止めシートの活用法

もうひとつ便利なのが、キッチンでよく使う滑り止めシートです。

鍋敷きや棚用の滑り止めとして販売されているメッシュ状のシートを、蓋と手の間に挟むことで、滑らずにしっかりと力が伝わるようになります。

柔らかくて手にもフィットするので、握力に自信のない人でも回しやすくなります。

冷蔵庫から出した直後のフタが固い時の対処法

冷えたことで密着力が増している

冷蔵庫から取り出したばかりのプラスチック容器の蓋が開かない理由は、「冷えて収縮したことで中の空気が抜け、蓋が吸いついたようになっている」ためです。

温度差で素材が縮んだ結果、空気が抜けて真空状態に近くなり、手で開けるのが難しくなってしまうのです。

温めてから再チャレンジ(お湯・蒸しタオル)

最も簡単で効果的な方法が、蓋の部分だけを温めること。

40〜50℃程度のぬるま湯に蓋を10〜20秒ほどつけるか、濡らして電子レンジで温めた蒸しタオルを蓋に巻くことで、素材が膨張しやすくなり密着がゆるみます。

蓋が温まったところで、滑り止めを使って回すと開けやすくなります。

手の温度で温めてから開ける

手早く開けたいときは、手のひら全体で蓋を包み、1〜2分間そのまま持っておく方法もあります。

手の温度でじんわり温まり、蓋の素材が少し柔らかくなることで、回すときの抵抗が減ります。特に寒い季節には有効です。

少し時間を置いて自然解凍も効果的

時間に余裕がある場合は、冷蔵庫から出した後10〜15分ほど室温に置いて自然解凍するのも一つの手です。

急激な温度変化を避けることで、素材の劣化も防げますし、ゆっくりと気圧が元に戻ることで蓋が開けやすくなります。

温度差に注意して容器を傷めない方法

温める際の注意点は、「熱湯を使わない」こと。プラスチック素材によっては、高温で変形したり、歪んでしまうことがあります。

熱湯ではなく、ぬるま湯や蒸しタオルなど優しい方法で温めるのが、安全に開けるコツです。

それでもダメなときの最終手段&注意点

蓋に小さな穴を開けて空気を逃がす

どうしても開かない場合は、蓋の端に安全ピンやつまようじなどで小さな穴を開けて空気を入れるという方法もあります。

これにより真空状態が解除され、スッと開けられるようになります。

ただし、再利用が難しくなるため、使い捨て容器に限って行いましょう。

専用オープナーを購入する(高齢者にもおすすめ)

固い蓋に悩む人が多いため、市販の「蓋開け専用オープナー」も多数あります。

電動タイプやテコの原理を使ったものなどさまざまで、握力の弱い方や高齢者にも非常に便利です。

1つ持っておくだけで、ジャム瓶や保存容器も簡単に開けられます。

刃物や工具の使用は慎重に!ケガ防止の工夫

スプーンやドライバーでの対処がうまくいかず、どうしても開かない場合に、刃物やカッターを使いたくなるかもしれませんが、手を切る危険性が高く、おすすめはできません。

どうしても使うときは軍手をする、滑り止めマットの上で作業するなど、安全対策を必ずとってください。

フタ部分だけを温めるポイント

容器全体ではなく、「蓋の部分だけを集中的に温める」ことが、実は一番効率的です。

蓋だけがわずかに膨張し、ネジ部分が緩みやすくなるため、蓋が開きやすくなります。

カップ型の容器にお湯を注いでその上に蓋をのせるなど、部分的な温めも試してみましょう。

最後は「誰かに頼る」も大切な選択肢

それでも開かないときは、「無理をせず、誰かにお願いする」という選択肢も忘れないでください。

力任せにやって怪我をしてしまっては本末転倒です。周囲の人に頼ることも、生活の中でとても大切な知恵です。

まとめ

プラスチックの蓋が開かない原因は、気圧の変化や密閉度の高さ、手の滑りなどさまざまです。

ゴム手袋や輪ゴムを使った滑り止め、温めて膨張させる方法、専用のオープナーを使用するなど、状況に応じた対処法を試してみましょう。

無理に力を入れて開けようとすると、容器や手を傷つける恐れがあるため、注意が必要です。

適切な方法を選んで、安全に蓋を開けるよう心がけてくださいね。






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